中国の蔡武文化相はこのほど北京で、2016年には文化産業が中国の国民経済の支柱産業になるとの見通しを明らかにしました。
これは、蔡文化相が記者のインタビューに答えた際述べたものです。蔡文化相は「中国の文化産業は全体的な発展スピードが速く、その付加価値がGDP(国内総生産)に占める割合は着実に高まっている。2004年から2010年の間に、全国の文化産業の付加価値は年平均で23%以上成長した。去年、全国の文化産業の付加価値は1兆1000億元を突破し、GDPの2.78%を占めた。平均した伸び率で推定すれば、2016年には文化産業がGDPの5%を占めるようになるだろう」と述べました。
また、蔡文化相は「今後、中国は文化産業の構造を最適化するとともに、文化産業の投資と融資の環境を完備させ、積極的に外国の理念と経験を取り入れたり、海外の資金や技術、プロジェクトを誘致していく。また、中国文化のブランドを作り、関連企業の競争力も強めていく」と強調しました。(Katsu、小野)暮らし・経済へ
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