中国の重慶市奉節地区にある炭鉱でガス爆発事故が発生し、これまでに9人の死亡が確認され、4人がまだ坑内に閉じ込められています。

　今回のガス爆発事故は17日の午後1時10分頃に発生しました。これまでの調査によりますと、事故発生時、炭鉱で作業していたのは16人で、このうち3人はすぐに救出されましたが、13人が地下に閉じ込められていました。現在、犠牲者9人の遺体が確認され、残りの4人が今も坑内に閉じ込められています。なお、負傷者は地元の病院に搬送されたということです。

　関係筋によりますと、事故の関連責任者6人は警察側の事情聴取を受けており、関連の善後策も行われています。

　事故が起きた炭鉱は2008年9月に操業を始めたもので、年間生産能力は4万トンに達するとのことです。(黄競、吉野)　暮らし・経済へ