ロシアのメドヴェージェフ大統領は30日、自身が再任を求めないのは、プーチン首相こそがロシアで最も威信がある政治家であるからだと明らかにしました。
この発言は、メドヴェージェフ大統領がロシアのテレビ局の取材を受けた際に述べたものです。また、「プーチン首相こそがロシアで最も威信がある政治家であり、彼の成果は私をはるかに上回る。一政治家として、自己の利益より国の利益を優先した結果がこの判断だ」と述べました。また、メドヴェージェフ大統領は、再任を考えたこともあると認めました。
9月24日に開かれた「統一ロシア」党大会の場でメドヴェージェフ大統領は、プーチン首相に大統領選への出馬を提案し、自身は政府内で実務に当たる考えを明らかにしました。これに対しプーチン首相は、自らが大統領に再選された場合、メドヴェージェフ氏を首相に任命する考えを示しました。(劉叡、中原)
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