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 秦始皇帝陵、新しい俑坑が一般公開

2011-09-30 16:44:14     cri    

 このほど中国陝西省にある秦始皇帝陵の「百戯俑坑」と「文官俑坑」が秦始皇帝遺跡公園のうち、初の展覧館として30日に試験的に一般公開されました。これまでに開放された俑坑数はあわせて5つとなりました。

 このほど新たに公開された「百戯俑坑(9901号坑)」は、南東部の内城と外城の間にあり、ここから陶俑11体、そして秦陵最大の鼎が発見されました。また「文官俑坑(6号坑)」は墓の南西側にあり、手を袖の中に入れている袖手俑8体と馬の手綱を持つように両手を前に差し出した御手俑4体が発見されました。

 秦始皇帝陵博物院の曹瑋副院長は「前の1号、2号と3号坑の俑は全身に鎧を身に着け、軍陣だと判断できる。今回の6号坑の俑は伝統的な長袍(男性用の長い上着)を着て、頭には冠を載せているため、文官だと判断した。また9901号坑の俑は上半身は裸で、スカートのようなものを身につけ、色々なポーズをとっている。おそらく芸人をかたどった百戯俑の1つだと考えられる」と説明しました。

 なお新しい俑坑が開放しても、入場券の値上げはないということです。(白昊、吉野)

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