米クレジットカード大手のVISAと太平洋アジア観光協会(PATA)が共同で行った調査によりますと、2012年までに、中国から海外旅行に行く人の数はアジア太平洋地域で最多になる見通しだということです。
調査では、アジア太平洋地域諸国の国民を対象に、今後2年の観光意向について調べた結果、中国大陸の住民が、国内旅行と海外旅行を問わず、旅行に最も強い意向を示していることが分かりました。今後2年に旅行する回数については、中国大陸の住民が少なくとも7回で最も多く、その次はシンガポールで6回となっています。
また、昨年に実施した調査に比べ、「景気への懸念が今後1年間の旅行計画に影響する」と思う人は16%減り、このことからアジア太平洋地域の観光市場が徐々に回復していることが分かりました。(鵬)
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