中国有人宇宙プロジェクトの武平報道官は28日酒泉衛星発射センターで、有人宇宙船と無人宇宙モジュール『天宮一号』をドッキングする任務の成功を目指す宇宙飛行士の選出を終え、訓練の段階に入ったことを明らかにしました。

　武平報道官は「ドッキングの段階的な計画によると、2012年までに宇宙船・神舟8号、9号、10号と『天宮一号』をドッキングする実験を通じて、無人モジュールと有人宇宙船のドッキングに必要な関連技術を把握する」と述べた上で、「『神舟8号』は無人飛行とするが、その結果によって、『神舟9号』のドッキングテストを有人とするか無人とするか決める。『神舟10号』は有人でのドッキングテストを目指している」としています。（万、中原）暮らし・経済へ