サラーム議長は、会議ではパレスチナが提出した加盟申請を、安保理すべての理事国が参加する加盟審査委員会に提出するかどうかについて議論すると述べました。規則によりますと、この加盟審査委員会は安保理に提案報告を提出し、安保理はそれに基づいて行動するということです。
パレスチナが国連に加盟するには、15の安保理理事国のうち9票の支持と、5つの常任理事国すべての賛成を得なければなりません。すでに、中国、ロシア、南アフリカ、インドなどがパレスチナの加盟を支持すると表明していますが、アメリカのオバマ大統領は今月21日、「アメリカ政府は、パレスチナの国連加盟申請に反対する。アメリカは安保理でパレスチナの加盟に拒否権を発動する」と発表しました。
パレスチナは1988年に建国を宣言し、多くの国連加盟国から承認されていますが、国連への正式加盟はしておらず、投票権のないオブザーバー国とされています。(劉叡、大野) 国際・交流へ
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