フランス原子力安全局がまとめた報告によりますと、マルクール原子力発電所のこの廃棄物処理工場には2台の核溶融炉があり、爆発したのは、低レベルまたは非常に低いレベルの放射性廃棄物を処理する核溶融炉です。事後現場では放射性物質が流出したという現象はなく、負傷者や救援隊員などは被爆されていなかったということで、近くの住民に対し保護措置を取る必要はありません。
この発電所は、フランス電力グループに属しており、今回事故についてこのグループの報道官は「この事故は産業事故であり、核事故ではない。当グループは関連部門と共に、事故の原因調査に全力を挙げていく」と述べました。
同日、IAEA・国際原子力機関はすでに緊急対応システムをスタートさせ、事故処理などの進捗状況を随時報告するようフランス原子力委員会に求めました。(朱丹陽) 国際・交流へ
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