米国務省のヴィクトリア・ヌランド報道官は8日、「パレスチナが国連安保理で正式な加盟国の身分を求める行為(加盟申請した場合)に対し、アメリカは断固否決する」と明らかにしました。
ヌランド報道官は8日の定例記者会見で、「米国は、パレスチナが国連で国を樹立する狙いに反対する。パレスチナ国の樹立は交渉によって実現しか出来ない」と述べ、「国連安保理が、これについて投票を行えば、米国は拒否権を行使する」と述べました。
オバマ大統領は、ここ数日、外交ルートを通じて、パレスチナ側に圧力を加え、諦めるように説得するということです。一方、パレスチナ側は、自らの立場を堅持し、国連での行動は交渉と矛盾していないことを強調しています。(09/09 Lin、山下)国際・交流へ
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