ニジェール政府は6日、カダフィ氏の入国を否定した上で、人道上の観点から雇い兵の指揮官の入国を許可していることを表明しました。

　ブルキナフャソ政府もこの日、カダフィ氏に関する如何なる情報もなく、カダフィ氏からの庇護の要請も受け取っていないため、ブルキナフャソへの入国は信じていないと表明しました。

　これに先立ち、ロイター通信はフランスとニジェールの軍事当局からの話として、「200台の軍用車からなるカダフィ氏の部隊が5日夜、ニジェールの北部に入国した。カダフィ氏はその途中でこの部隊と合流した後、ブルキナフャソに入国する可能性がある」と報道しました。（万、小野）国際・交流へ