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 中国人翻訳者、野間文芸翻訳賞を受賞

2011-09-01 16:27:13     cri    

 中国人翻訳者岳遠坤、陸求実両氏が9月1日、2011年度野間文芸翻訳賞を受賞しました。1989年に講談社によって創設された当翻訳賞において、中国語が対象となるのは、2002年に続き2回目です。

 
受賞作品

 今回の選考対象は2002年1月1日から2009年12月31日までの間に、中国国内で刊行された日本現代文学作品の中からもっとも優れた翻訳をした翻訳者です。リストアップされた800タイトルの作品の中から、岳遠坤氏訳の『徳川家康13』(山岡荘八著)と陸求実氏訳の『東京湾景』(吉田修一著)二作の授賞が決まりました。

 選考委員を務める北京外国語大学の徐一平教授は「ここ10年来、中日両国における往来はますます盛んになり、中国語に翻訳された日本の文学作品も年々増えている。ますます多くの立派な日本文学作品の翻訳が世に送り出されることを期待し、より多くの中国人読者が、すばらしい日本文学作品を通して、より深く、より全面的に日本を理解することが出来るのを期待する」と述べました。


丹羽大使ら関係者と受賞者

 中国新聞出版総署の柳斌傑署長、丹羽宇一郎日本大使ら中日各界の代表が授賞式に出席しました。

 (取材:傅穎 王小燕 大野清司 写真:王小燕)国際・交流へ

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