イスラエルの戦闘機が25日、ガザ地区北部を空襲し、パレスチナ人2人が死亡しました。
イスラエルの治安部門によりますと、亡くなった2人はパレスチナのイスラム、ジハード組織の武装者です。ジハード組織がイスラエルに向けてロケット弾を発射した後、イスラエルが戦闘機で反撃したということです。
18日からイスラエル南部で襲撃事件が相次いだことを受け、イスラエルはガザ地区への空襲を続けていました。この空襲で、パレスチナ人、合わせて25人が死亡しました。
これについて、国連の政治問題を担当するパスコ事務次長は、25日の安保理の会議で、「これら一連の暴力事件は、難航しているパレスチナとイスラエルの中東和平プロセスに翳りをもたらした。双方の不信感が高まっている」と指摘しました。更に「平和を目指す外交努力が実を結ぶよう、冷静さと自制心を保つよう」、双方に呼びかけました。(朱丹陽 高橋)
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