今年の雨季に入ってから、北京、大連、武漢、広州、深圳、重慶、杭州などの都市が相次いで激しい豪雨に襲われるという、最近では珍しい現象が起きています。これにより、多くの人々が、都市の公共管理や防災に注目するようになりました。
中国気候変動専門家委員会の丁一匯副主任は、「中国の都市計画と建築は、数十年前の自然災害の規模に合わせた防災基準に基づいたものだ。世界的な気候変動の下で、気象など自然災害の分布状況と規模が大きく変わっており、過去の防災基準は適合しなくなっている」と明らかにしました。
丁副主任はまた、「過去の防災基準を修正する必要がある。都市建設の過程で、防災能力を評価し、気候変動が引き起こす気象災害のリスクを予測し、都市の冠水対策と防災建設の基準を引き上げ、国民の生命の安全と経済社会の持続可能な発展を保障すべきだ」と語りました。(シンエン、大野)
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