習副主席は、「中国は引き続き積極的な財政政策と穏やかな通貨政策を実施する。そして、経済の平穏かつ緩やかな発展、経済構造の調整、インフレの管理という３つの関係をうまく調整していく。中米両国の企業は時勢を見極め、エネルギーや環境保護、インフラ施設、バイオ、医薬などの幅広い分野における協力のチャンスをしっかり掴んでほしい。また、自らの努力によって、中米経済と世界経済が強固で、持続可能なバランスが取れた発展になるよう貢献してほしい」と述べました。

　習副主席はまた、「アメリカ経済は強い柔軟性と自己修正能力を持っている。きっと挑戦の中で更に発展していくと信じている」と述べました。その後、貿易と投資が保護主義に邪魔されることが無いように、また中国に対するハイテク技術や製品の輸出規制を緩和し、中国企業がアメリカで投資する時により公平な環境を整えるようアメリカ側に呼びかけました。

　これに対し、バイデン副大統領は、「アメリカは持続的でバランスが取れた、公平な開放された経済成長を望んでいる。アメリカ経済の回復に自信を持っており、中国と共に市場介入や投資協力を双方向で進めていきたい。さらに、中国企業のアメリカ投資を歓迎し、平等かつ相互尊重の下で率直に意見を交換し、経済貿易における両国の食い違いをなくしてほしい」と語りました。（08/19　Lin、高橋）