アメリカ上院は29日、59対41の投票結果で、共和党のベイナー下院議長が提出した米連邦債務の上限引き上げと赤字削減をめぐる法案を却下しました。債務上限の引き上げ問題で与野党による交渉は依然として難航しています。
ベイナー下院議長の法案によりますと、議会は2段階に分けて債務上限を引き上げるということで、来年初めにはアメリカは再び債務上限の引き上げ問題に直面することになります。これは、オバマ大統領の再選にも影響を及ぼすのではないかと懸念されています。一方、民主党は債務上限引き上げの期限を来年の大統領選挙まで伸ばし、所得増の措置も取りたい考えを示しました。この法案は両院で可決されるかはまだ確定できないということです。(翻訳:ミン・イヒョウ) 国際・交流へ
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