日本政府が2日採択した「2011年度防衛白書」の中で、中国の軍事力をやたらに誇張した上で、中国の正常な国防建設に対して勝手気ままに論じている。これに対して、3日付けの香港の「文匯報」は記事の中で、「日本の『防衛白書』はこれまでと同じように、『中国軍事脅威論』を引き続き誇張して述べているほか、『高圧的』との表現を初めて使って中国の対外姿勢を批判するだけでなく、さらに南海問題を持ち出している。その挑発的な姿勢は極めて明らかである」としています。
「文匯報」のこの記事は、「中国のGDPは去年日本を超えた。中国の人口は日本の10倍、国土面積は日本の26倍である。中国の軍費支出が日本を超えたのは正常なことだ。中国は発展している国として、海軍を遠洋巡邏に派遣したり、空母を開発することも正常なことだ。一方、日本は1970年代初めに、世界における経済と技術の強国となった。しかし、戦後の平和憲法の制約を受け、日本は軍事と政治の面で今に至っても『アジア一』になることはできていない。かえって、中国が日本の脅威となっていると誹謗している。これはその軍事力強化のための口実を探し求めているものだ」と指摘しています。(翻訳:玉華)暮らし・経済へ
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