パキスタン・中国連合エネルギー活動グループのパキスタン側の代表、カマール水電力相は2日、北京で記者会見し、第1回グループ会議が大きな成果を挙げたと表明しました。
カマール水電力相は「現在、パキスタンと中国のエネルギー協力プロジェクトは、資金調達の困難さや手続きの複雑さといった問題に直面している。今回の会議では、どのように総合的な資金運営システムを確立するかや、グリーンチャンネルを開通し、関連政策を健全化することについて幅広く討議した。パキスタン側は19件のエネルギープロジェクトを提出し、いずれも中国側と基本的な共通認識に達した。これらのプロジェクトは、現在のパキスタンのエネルギー不足問題を緩和させるだけではなく、今後のエネルギーに対するニーズを満たすこともできる。中国の投資家や企業が、パキスタン政府とエネルギー協力プロジェクトを行うことを歓迎する」と述べました。
なお、このグループは2010年末、中国の温家宝首相がパキスタンを訪問した際に、両国がエネルギー分野の協力を促進する覚書に調印し、設置されたものです。第1回会議は8月1日から2日まで北京で開かれました。(翻訳:董燕華)
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