全国政治協商会議の賈慶林議長は19日北京でパキスタンのギラニ首相と会見し、「中国はパキスタンと共に国交樹立60年間の経験を締めくくり、中国・パキスタン友好年をきっかけに、各分野での人文交流と協力を推し進め、両国関係の新たな一ページを切り開いていきたい」と語りました。

　賈議長は、「今年は、中国パキスタン国交樹立60周年であり、両国首脳が決めた中国・パキスタン友好年でもある。中国政府は、終始パキスタンとのパートナー関係を重視しており、パキスタンとの関係を中国外交政策の一環として優先的に考えている。国際や地域情勢がいくら変化しても、この政策は変わらない」と語り、「両国間の交流と協力の強化は、両国人民の相互理解の促進や、実務的な協力の深化に有利である」と述べました。

　ギラニ首相は、「両国の友好は、両国の歴代首脳と大勢の国民が築き上げたものだ。中国は、パキスタンにとって最も信頼できる友だ。パキスタンは、国交樹立60周年をきっかけに、中国とともに、両国の全天候の友好と戦略協力パートナーシップを更に推し進めていきたい」と語りました。（翻訳：イツゴウ）