米上院は27日、ゲイリー・ロック商務長官の中国大使就任を可決しました。これにより中国系としては初めての中国駐在アメリカ大使が正式に誕生したことになります。

　今年61歳のゲイリー・ロック氏の中国駐在大使就任は予想されていたことです。これについてゲイリー・ロック氏は、「父親が健在なら、祖先の出身国である中国への赴任を無上の光栄に思ったことだろう。中国駐在大使になることはオバマ大統領が与えてくれたもっとも厳しい任務でもある」としています。

　広東省台山からの移民を祖先とするロックはワシントン州シアトル生まれの中国系3世です。イェール大学とボストン大学を卒業した後、1996年にワシントン州知事、そして2009年商務長官に就任しました。（翻訳：ooeiei）　国際・交流へ