中国国家観光局の最新データによりますと、今年上半期、全国の観光収入は1兆元(約12兆円)を超えたということです。去年の同じ時期より18%増となっています。
内訳をみると、国内観光者数はのべ13億3000万人で、去年の同じ時期より13%増えました。国内観光の収入は、およそ9200億元(約11兆円)で、去年の同じ時期より22%増となりました。一方、外国からの観光客数はのべ6600万人で、1%増え、それによる外貨収入は1%増の225億ドルになっています。また、海外への中国人観光客はのべ3200万人で、19%増加しました。
観光局の高官は「下半期、観光業の発展には依然として有利と不利の要素が入り交じっている。世界経済の回復に伴い、国内経済も安定して発展している。それと同時に、国内のインフレへの懸念は住民の消費意欲に影響し、一部地区の気候災害も観光業にある程度の影響を与える。また、人民元の値上がりは入国観光の伸びに圧力をかけるだろう」と述べました。(翻訳:Katsu チェック:山下)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |