19日、中国観光デーのテーマイベントの開始式が浙江省寧海県で行われ、全国人民代表大会常務委員会の路甬祥副委員長がイベントの正式なスタートを宣言しました。
398年前の5月19日、「遊聖(訳注:旅の聖人)」と呼ばれる徐霞客が寧海県の西門から旅立ち、30年間に渡る旅を始めました。そして398年後の5月19日は中国の観光デーとなりました。これにより、中国は世界において国家観光デーを定める数少ない国の1つになりました。
開始式では、国家観光局が世界の三大国際組織と外国の観光省長らから送られた祝電を紹介しました。中国旅行協会は各分会と地方の業界協会を代表して、「提議書」を読み上げました。貧困学生の代表は観光企業からの寄付金と本を受け取りました。
同日、第9回中国徐霞客観光祭も同時に開幕しました。19日の夜に、中国観光デーのテーマコンサートが寧海県で盛大に上演される予定です。22日の夜には、音楽レーザー花火大会が行われ、徐霞客観光祭に円満な終止符を打つこととなります。(陳博、中原)
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