中国の習近平副主席は8日北京で、中国を訪問しているフィリピンのアルバート・デル・ ロサリオ外相と会談しました。
会談の中で習副主席は、「中国とフィリピンは悠久な友好交流の歴史を持ち、国交樹立から36年来、経済貿易や文化、教育などの分野で幅広い共通利益を持ち、大きな協力の可能性がある。互いに友好協力を強めることは、両国人民の根本的な利益と長期的な利益に合致することだ」と述べました。
習副主席は中国の外交方針や政策を説明し、中国は平和発展の道を歩むことを強調した上で、「中国とフィリピンは同じアジアの発展途上国だ。中国はフィリピンとの関係発展を重視し、平等互恵、共同発展の原則に基づいて、各分野での実務的な協力を拡大していきたい」との考えを示しました。
これに対し、ロサリオ外相は両国の伝統的な友情とパートナーシップを高く評価した上で、「フィリピン政府は中国との関係を重視し、ハイレベルの交流を保ちながら、各分野での交流を拡大し、両国の戦略的協力関係の更なる発展を図っていく」と述べました。(07/08 訳:Lin 校正:中原)
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