中国の習近平副主席は8日北京で、中国を訪問しているフィリピンのアルバート・デル・ ロサリオ外相と会談し、「ロサリオ外相の訪中は必ずや両国の関係発展に積極的な役割を果たすだろう」と期待を寄せました。

　習副主席は、「中国とフィリピンの友好交流には悠久な歴史がある。フィリピンのベニグノ・アキノ3世大統領の母親であるコラソン・ アキノ女史は20年前に福建省を訪問し、自らの原籍地を訪ねた。中国はフィリピンとの関係発展を非常に重視しており、フィリピンと永遠の良き隣人、良き友人、良きパートナーとなることを希望する」と述べました。

　これに対し、ロサリオ外相は、「今回、初めて外相として中国訪問を行ったことを大変喜ばしく思っており、フィリピンと中国との関係発展を推し進めていきたいと考えている」と述べました。（07/08　訳：Lin　校正：中原）