北京と上海を結ぶ高速鉄道が6月30日の午後、正式に開通しました。

　開業式典に出席した温家宝首相は一番列車に乗り込み、運営状況を視察しました。

　温首相は「安全性を確保し、科学的で秩序だった運営で高効率化を実現する。十分な経済効果を発揮できるまでの道は遠い。鉄道関係機関は科学的発展の指導原理に基づき、政府と国民に対する責任感をもって安全第一やサービスの向上、秩序ある組織運営を行わなければならない」と指摘しました。また「中国は高速鉄道の安全性を第一に、乗車料金を市場ニーズに合わせたものにし、一般鉄道との両立を図っていく」と今後の方針を述べました。

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