中国の胡錦涛国家主席は29日午前北京で、中国を訪問中のスーダンのバシル大統領と会談しました。
席上双方は、両国の伝統的な友情を強固なものにし、実務的協力を深め、両国の友好協力関係の発展を推進することで合意しました。
胡主席はさらに、両国の友好協力関係を発展させるため四つの提案を行いました。それは第1に、対話を強化し政治関係を深めること。第2は、平等互恵の経済協力と貿易を拡大すること。第3に、文化、教育、医療衛生、メディアと貧困扶助などの分野における協力を強化すること。第4は、世界と地域の平和と安定を共に維持することです。
また胡主席は、「中国はスーダン国民の願いと選択を一貫して尊重し、スーダン南北間の和平プロセスを支持する」と述べました。
これに対してバシル大統領は、「スーダンは中国と共に、相互の政治的信頼を強め、経済協力と貿易などの分野における協力を強化し、両国関係を新しいレベルに向上させたい。また、国際問題と地域問題で中国との協調を強化し、世界の平和と発展を促進していきたい」と語りました。(翻訳:玉華)
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