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中国共産党幹部の選抜制度、成熟

2011-06-28 16:12:30     cri    

























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 今年は中国共産党設立90周年に当たり、中国各地の省、市、県、郷などで、各クラスの共産党幹部の改選選挙が進んでいます。この大規模な人事異動にあたる選挙は、同時に中国共産党最高指導層の改選、人事異動の幕開きでもあります。

 中国共産党の規定に基づき、2012年下半期に開催予定の中国共産党第18回全国代表大会で、現任の中国共産党中央委員会総書記の胡錦涛氏は、2期10年の党総書記の任期が満了となります。これに伴って、中国共産党は新しい指導者グループを選出することになります。

 中国の改革解放の父と呼ばれる鄧小平氏が中国共産党最高指導者に就任して以来、中国共産党最高指導者の終身制は廃止され、任期が設けられました。これについて中国共産党中央党学校の戴焔軍教授は「幹部の終身制が廃止されて始めて、任期満了に伴う選挙を順調に行うことができる。これは中国共産党の幹部制度を正常かつ、規範化させる重要な措置だ」と述べました。

 1980年代、中国共産党の多くの元老は相次いで引退し、多くの優秀な若い幹部が頭角を現し始めました。現在の胡錦涛総書記や温家宝首相らは当時、厳しい審査を経て、地方から北京に入り指導者となりました。その後も、中国共産党指導層の改選のたびに、素晴らしい素質を持ち、業績をあげた若い幹部が重要な指導職務に任命されています。

 現在、1960年代以降に生まれた中年の幹部は中国共産党各クラスの幹部の中核になっています。中国人民大学公共管理学院の毛寿竜教授は「これらの幹部は80年代の初めに大学に入学しているので、新しい思想を受け入れやすい。改革開放の過程も良く分かるので、改革開放時代の需要に応えられる人材になるだろう」と述べています。

 今、中国社会は転換期に当たり、社会構造も多様化し、政治体制改革も進んでおり、格差による貧困など社会矛盾が深刻化している。そのため、社会資本と財産の分配に対する国民の関心が非常に高く、社会を管理していくことは、難しく、複雑になっている。こうした背景の下で、下部組織で働らいた経験は中国共産党が指導層幹部を選抜するのに重要な基準となっている。毛教授は、また「今、幹部の年齢は絶えず若くなり、知識構造も合理的になり、学歴も高くなるという背景の下で、下部組織と地方で働く経験が無ければ、大きな社会矛盾を引き起こすことになる。この為、幹部を選ぶ場合、下部組織で働いた経験があるかどうかが、重要な基準となる」と述べています。

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