国連安保理は23日、イラン問題についての公開討論会を開き、イラン制裁委員会の議長であるコロンビア国連大使が、イラン制裁委員会のこの90日間の活動状況についての報告を受けました。

　会議では、中国の楊涛賛国連代表が発言し、引き続き対話と交渉を通じて、イラン問題の長期にわたる全面的かつ適切な解決を求めるよう呼びかけました。また、「各方面が外交努力を一段と強化し、6カ国とイランが、新ラウンドの対話をできるだけ速く行うよう希望する。各方面が忍耐を保ち、柔軟で実務的な態度で積極的な要素を引き出すとともに、主動的な措置を講じ、相互信頼を絶えず強化すれば、対話と交渉が実質的な進展を収めることができるだろう。中国は各方面と共に、そのために建設的な役割を果たしていくつもりだ」と述べました。（翻訳：董燕華）国際・交流へ