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中国、法律で無形文化遺産の保護と伝承を強化

2011-06-13 13:22:46     cri    

























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 6月11日は、中国の6回目の文化遺産の日であり、「中華人民共和国無形文化遺産法」が実施されてから初めての文化遺産の日でもあります。今年の文化遺産の日には、「文化遺産といい暮らし」をテーマに、中国各地で様々なイベントが行われ、法律による文化遺産保護の意識を強化し、全社会が共同で文化遺産の保護に参加する雰囲気を作り出しました。

 「無形文化遺産法」の制定により、中国の無形文化遺産の保護は、法律的な保護の段階に入りました。文化省無形文化遺産局の馬文輝局長によりますと、文化省は文化遺産の日にちなんで、「法に依って保護し、伝承を重視する」をテーマに、中国各地で多彩なPR活動を繰り広げました。無形文化遺産保護のPR活動について、馬文輝局長は次のように述べています。「文化省は、無形文化遺産法のPR展示、古書籍や無形文化遺産の特別展示会、マカオで行われる中国無形文化遺産の実演展示会など、一連のPR活動を行う」と語りました。

 各地で展示会などのイベントを行い、無形文化遺産の成果を展示するほか、国民の無形文化遺産に対する保護の意識を高めることも、主な課題の一つです。蔡武文化相は「今後、中国の文化部門は法律に基き、無形文化遺産に対する保護を強化していくつもりだ」として、次のように語っています。「文化省は無形文化遺産法の実施に基き、保護活動を次のように計画する予定だ。まず、調査制度を整備し調査結果の活用を強化する。次は、遺産リストの保護を強め、リスト管理の向上を図り、活動の重点をリストへの登録から保護に移していく。さらに、伝承と発信を推進し、伝承者への支援を強め、教える方と教えられる方の双方を奨励・支援する」と述べました。

 ここ数年、無形文化遺産の世界文化遺産への申請と保護が、中国各地でブームとなっています。国の法律以外に、一部の地方政府も法規を発布し、無形文化遺産の保護を確実に強化しています。

 全国人民代表大会常務委員会の路甬祥副委員長は「無形文化遺産法の実施は、大きな時代背景を全体的に考慮して進めるべきだ。そうして初めて、無形文化遺産の保護活動はより良く、より深く展開できる」とした上で、次のように述べています。「今の無形文化遺産法は、立法機関や政府部門、専門家、学者など社会各界および無形文化遺産の保護に携わる関係者たちが、10数年、練りに練った結晶だ。この法律を制定・実施した目的は、中国文化の更なる繁栄と中華民族の復興のために強力な法的保障を提供することにある」としています。 (周莉)

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