第6回中国・南アジアビジネスシンポジウムが5日に、雲南省昆明市で開催されました。シンポジウムには中国と南アジア諸国政府の官員、工商協会の責任者、貿易投資機関の代表、企業家代表、学者ら500人余りが出席しました。出席者は、「中国と南アジアの投資と貿易協力には非常に大きな潜在力がある。連携を強め、貿易の規模拡大を図り、貿易の構造を改善して、中国と南アジアの関係発展を一段と推進していくべきだ」と強調しました。

　中国の呉海竜外務補佐官は、「中国と南アジア諸国はいずれも経済発展、国民生活レベルの向上という共通の課題に直面している。目の前にあるチャンスをつかまなければならない。政治的相互信頼、互恵協力を強化し、インフラ施設の整備、プロジェクトの請負、投資、観光、サービス業などの分野における双方の協力の潜在力を引き出すべきだ」と述べました。

　スリランカのジャヤラトナ首相は、「中国と南アジア諸国との政治信頼および経済貿易往来が絶えず強化されるに伴って、投資と貿易協力を重視していくことは特別な意義を持っている。現在、南アジア諸国は積極的な発展を求めている。南アジアと中国政府は適切な経済貿易政策を策定し、地域の経済と貿易協力を支援し、推進していくべきだ」と示しました。（翻訳：董燕華）暮らし・経済へ