中国の西南部にある重慶市豊都県の匯南漢墓群は中国で現存する最大級の漢墓群として知られています。関係部門はここに博物館を開設するプロジェクトの提案書がすでに専門家の審査を通過したことを明らかにしました。

　重慶市文化広播テレビ局によりますと、これから建設する漢墓博物館の敷地面積は約10002平方メートル、投資総額は6000万元（約7億4786円）になるということです。現在、プロジェクトの提案書は専門家の審査を通過し、2011年9月に工事が始まる予定です。漢墓博物館は文化財の収集、保護と展示を通じて、三峡ダム地域の独特な漢墓の魅力を展示します。

　匯南漢墓群は10年間ほどの考古の期間を経て、10万件余りの文化財が発掘されました。専門家はこの漢墓群での墓の総数は約一万基になるとみています。（陳博、小野）暮らし・経済へ