世界各国からの政界や企業界の代表らは26日、パリにあるユネスコ・国連教育科学文化機関の本部に集まり、「女児と女性教育のグローバルパートナーシップ」という新しいプロジェクトをスタートしました。これは教育の男女差別をなくし、男女平等の実現に役立つだろうと見られています。

　このプロジェクトは私立や公立の機関が世界各地の女児や女性に優れた教育サービスの提供を奨励し、中学校や高校での教育、識字のできない大人の基礎教育に重点を置き、アフリカとアジアを中心として展開されます。

　いま、世界には、3900万人の女児が小学校や中学校、高校での教育を受けられず、7億9600万人の大人は字が読めません。そのうちの三分の二が女性です。また、中学校と高校の教育の場合、世界で三分の一の国だけが男女平等を実現したということです。（05/28　訳：Lin）

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