世界保健機関(WHO)は27日 ジュネーブでコミュニケを発表し、「各国はたばこ規制の面で積極的な進展を上げているが、WHO『たばこ規制枠組条約』の全面的な実施が必要だ」と述べています。
毎年5月31日は世界禁煙デーです。今年の禁煙デーのテーマは「世界保健機関のたばこ規制枠組条約」となっています。WHOのマーガレット・チャン事務局長はコミュニケの中で、「WHOのたばこ規制枠組条約の目的を達成するには、締結国がその義務を完全に履行する必要がある。各締結国は必要な措置を講じ、立法活動を強化して、この枠組条約を全面的に実施していくべきだ」と指摘しました。
喫煙は心脳血管病、ガン、肺気腫など非感染疾患の重要な誘因です。喫煙者は結核病、肺炎などの感染性疾患にかかりやすいのです。現在、世界では毎年、喫煙や副流煙のための死者は600万に人に達し、2030年までに、この数字は800万人になる可能性があるとされています。(翻訳:董燕華)
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