第11回国際医薬品原料・中間体展によりますと、2011年第1四半期、中国の植物エキス輸出額は昨年同期より46%増の、3億1000万ドルに達しています。漢方薬の輸出において植物エキスが占める割合は徐々に増えています。中でも、EU市場は最も注目される植物エキス輸出市場となっています。第1四半期、ドイツ、スペイン、イギリスなどEU諸国の中国からの植物エキス輸入量はいずれも昨年同期より100パーセント或いは100パーセント以上増加しているということです。
これについて、中国医薬品保健品輸出入商会の談聖采副秘書長は「多くの中国医薬品企業がEU市場において医薬品の登録を試みているが、登録に成功した例はまだ無い。このため、漢方薬はEU市場から撤退せざるを得なくなる可能性がある。市場で植物エキスの需要が大幅に増え、今後も中国の対EU市場の植物エキス輸出量は急騰する見込みだ」と述べました。
談聖采副秘書長は「今のところ、インドは35パーセントの伸び幅でアメリカを超えて中国産薬品原料の最大の輸入国となっている」と述べました。(翻訳:HJ) 暮らし・経済へ
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