アメリカのオバマ大統領は22日、「イスラエルの安全保障に対するアメリカの約束は強固なものである。アメリカは、質的な面でイスラエルの軍事的優勢を維持していく」と述べました。

　オバマ大統領はこの日、「2日前、ホワイトハウスで、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した際、双方は『時々意見の食い違いがあるが、アメリカとイスラエルの関係は打ち破られないものであり、イスラエルの安全保障に対するアメリカの約束は強固なものだ』と表明しあった」と述べました。

　なお、オバマ大統領は19日、西アジアと北アフリカの情勢について談話を発表した際、イスラエルとパレスチナが1967年の時点で定められていた境界線に基づいて、「安全で承認し合えるような国境」を画定するよう呼びかけました。しかし、イスラエルのネタニヤフ首相は20日、ホワイトハウスで、オバマ大統領と会談した際、「イスラエルは1967年の境界線に戻ることはできない」と直接表明しました。（翻訳：玉華）

国際・交流へ