中国商務省投資促進事務局の劉作章局長はこのほど、新華社通信記者のインタビューに答えた際、「中国は今後数年の間に、資本の正味輸出国になる可能性がある」と述べました。
劉作章局長は、「現在、中国企業の海外投資が急速に成長している。金融投資を除くと、去年、中国企業が行った海外への直接投資額は590億ドルで、122の国と地区に及んでいる。仮に、世界経済がこのまま回復を続ければ、今後数年の間に中国企業の海外直接投資額は年間で1000億ドルを超える見込みだ。これは現在、毎年吸収している外国からの直接投資額に相当する。投資対象国との互恵と共栄を実現するために、中国企業は海外投資の前に、慎重な評価と調査・研究を行い、各方面のリスクを充分に考慮して、社会と政治が安定し、法律メカニズムが整い、労働力の素質が比較的高い国を選ぶべきだ」と述べました。(翻訳:董燕華)
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