2009年9月から2011年3月まで、中国の検察機関は建設事業における犯罪事件を1万2344件立件し、このうち職権を利用した汚職事件は1万1000件あまりで、金額は約30億元(日本円でおよそ390億円)だということです。
最高人民検察院と中国共産党中央の監督検察部は17日の記者会見で、建設事業における秩序と法律の違反事件の取り調べ状況について紹介しました。
監督検察部の郝明金次官はその中で、「一部機関の幹部は職権を利用して、建設工事のプロセスに干渉し、賄賂の受け取りや金銭のやりとりを行う事件が多い。これらの事件は低所得者向けの住宅や地下鉄、学校などに関するプロジェクトの立ち上げ、土地の譲渡、入札などに繋がっている」と語りました。(万、吉田)
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