国家統計局が16日発表した「50都市の主要食品平均価格の変動状況」によりますと、5月上旬の主要食品の値上げ幅は4月下旬より拡大し、下がり続けていた野菜価格も小幅な上昇を見せています。
データによりますと、5月上旬(1日―10日)、モニタリングされた29種類の食品のうち、59%を占める17種類が4月下旬より値上がりしました。
種類別に見ますと、値上げ幅が大きいのは、あぶらな、鯉、卵で、それぞれ5%、3.4%、2.5%の値上げ。一方で、サヤインゲン、バナナ、きゅうりは値下がりし、値下げ幅は、それぞれ10.3%、4.3%、4.2%となりました。
また、野菜価格の値上げは今後の野菜の生産、販売に有利ですが、季節などの要素で、しばらくの間、値下がりが続くと見られています。
CPIのうち食品が主導的役割を果たしているため、5,6月のCPIは引き続き上がる見込みです。6月のCPIは5.5%を超え、年内最高を記録すると見られています。(翻訳:ooeiei)
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