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 チベットは環境良好な地域の1つ

2011-05-15 14:33:25     cri    

 経済の急速な発展が環境保護活動へもたらす影響が懸念される中、チベット自治区は「保護の中で開発、開発の中で保護」といった原則を守り活動を行っています。その結果、大部分の地域では元来の生態環境が保たれており、チベットは変わらず世界で環境が良好な地域の1つだということです。

 チベットの平均標高は4000メートルを超え、生態環境は比較的脆弱で敏感です。ここは氷河によって形成された天然の湖と河川が広く分布しており、一部の河川は中国、ないしは南アジア地域の重要な水源となっています。このため、チベットは「アジアの給水塔」や「世界の気候調節器」と呼ばれています。

 これまでの5年間にチベットが生態環境の保護と建設に投入した金額は、100億元以上に達しています。チベット自治区環境保護局の江白副局長は、「調査によると、チベットの生態環境は良好な状態を保っている。大部分の森林と河川、湖、草原、湿地、氷河、雪山、野生動植物がいっそう保護されている。大多数の湖はまだ人類の影響を受けておらず、今も原生状態にある」と話しました。

 去年末までに、チベットでは各種の自然保護区が47ヶ所建設され、総面積は41万3700平方キロに達しています。(翻訳:玉華) 暮らし・経済へ

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