胡錦涛国家主席は10日午後北京で中国国民党の呉伯雄名誉主席と会見しました。
その際、胡主席は「平和と発展という両岸関係の大局を掌握し、政治的基礎を固め、正しい方向を維持し、協議を推進して交流と協力を拡大し、両岸関係を前進させるためのより良い条件を作る必要がある」と述べました。
胡主席はまた、「歴史的に見れば、この3年間、両岸関係は実質的に大きな進展を遂げている。平和と発展の道は国民の希望でもあり、両岸同胞に実際の利益をもたらしている。我々はこの道を揺るぎなく歩んでいくべきだ。中国共産党と国民党は一つの中国の原則に基づいた『九二共識』に従い、台湾独立の分裂活動に反対し、着実に交流と協力を推進して、台湾の民衆が両岸関係の前進による成果を享受できるよう保障すべきだ」と述べました。
これに対し、呉国民党名誉主席は「『九二共識』を堅持し、台湾独立に反対することは両岸関係の平和と発展の重要な基礎である。双方はこの基礎を固める必要がある。この3年間、両岸間の交流と協議は積極的に前進している。歴史的に見れば、平和と発展の両岸関係は正しい道をたどっていると言える。これは阻害を受けるべきものでなく、また後戻りすることもあってはならない」と述べました。
(ジョウ&中原)
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