国際連合経済社会局は3日、ニューヨーク本部で「世界人口展望2010年修正報告」を発表しました。それによりますと、「世界人口は2050年までに90億人になるが、今の出生率のままでは、今世紀末時点で100億人を超える見通しだ」ということです。

　同報告によりますと、人口増加の殆どはサハラ砂漠以南にあるアフリカの国々、及びアジア、ユーラシアとラテンアメリカの一部の国です。

　また、現在70億人に近い世界人口は2023年に80億人、2041年には90億人をそれぞれ超え、2081年から2100年の間のある年に100億人を超えると予測されます。また、出生率が小幅に上がった場合、2100年には158億人に達するのに対し、出生率が下がった場合は、62億人まで減る可能性もあるということです。（閣、国清） 　国際・交流へ