インドのシン首相は21日、インド経済計画委員会委員とその他の政府要員を召集して会議を開き、インドの次期5カ年間計画について検討しました。シン首相はインドの今後5年間の経済成長目標として、9%-9.5%を目指すことを発表しました。
シン首相は、「インドは2012年から2017年までの第12次5カ年計画の期間中、経済発展の加速に努める。統計部門によると、まもなく終了する第11次5カ年計画の期間におけるインド経済の平均成長率は8.2%となっており、予定していた9%の目標を達成できないということだ。しかし、世界経済の危機の下、この成長率は得がたいものである。当面の経済発展が直面している一連の問題を適切に処理し、速やかに正確な経済対策を打ち出し、合理的な資源配置を実現すれば、インド経済は今後5年間引き続き飛躍的な成長を望むことができる」と述べました。
また、インド経済計画委員会のモンテック副議長は、「経済の持続的な成長を実現するには、2つの問題を速やかに解決する必要がある。一つは、脆弱な製造業を大いに発展させなければならないという点である。第12次5カ年計画期間中の製造業の成長率が11%-12%を達成しなければ、経済全体の発展が遅れるだろう。2つ目は腐敗の問題だ。必ず、全力で上部構造から末端組織までの改革改造を行い、政府の指導部門から具体的な実施を請け負う部門までその透明度を拡大し、腐敗の発生を防止しなければならい。そうでなければ、次の段階の経済成長に影響するだろう」と述べました。(翻訳:董燕華)国際・交流へ
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