南アフリカのモレワ水・環境相は21日、ケープタウンで開かれた南アフリカ議会の記者会見で「南アフリカは、今年ダーバンで開催される『国連気候変動枠組条約』第17回締約国会議で『京都議定書』の有効期限が延長されるよう希望する」と述べました。
モレワ水・環境相は、「『京都議定書』の第1段階の約束期間は間もなく2012年で期限切れになる。そのため、この問題はダーバン会議で各国が討議する焦点となるにちがいない」と述べました。
更に「『京都議定書』は重要な現実的意義を持っており、その重要な位置づけは揺ぎ無いものだ。現在の状況の下で、南アフリカは『京都議定書』がこれで失効することを望んでいない。この有効期限を延長することは良い選択だ」と語りました。
「京都議定書」は、2008年から2012年にかけての5年間で、先進国の温室効果ガスの排出量を1990年に比べて全体で5.2%削減すると規定しています。(翻訳:玉華)国際・交流へ
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