ブリックス(BRICS)の第3回首脳会議が14日中国海南省三亜市で開かれ、『三亜宣言』が発表されました。
この『宣言』は「BRICS諸国と新興国は、世界の平和、安全、安定の維持や、世界経済の成長、多角主義の強化、国際関係の民主化推進などで重要な役割を果たしている。BRICSは、その加盟国が経済、金融、発展などで協力を展開する交流の場となっている」とした上で、G20サミットで定められたIMFの改革目標への支持を表明しています。
また、この『宣言』は「BRICSは多角的外交の推進にも取り組み、国際課題への対応における国連の中心的地位を支持する。また、リビア問題については連携を強化していく。各側は平和な手段で意見の食い違いを解決すべきである。BRICSはアフリカ連合リビア問題専門委員会の呼びかけをも支持する」と強調しています。
今回の会議は、中国の胡錦涛国家主席の主宰で行われたもので、ブラジルのルセフ大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、インドのシン首相、南アフリカのズマ大統領が参加しました。これは南アフリカがBRICSに加盟して以来初の会議となりました。(翻訳:ミン・イヒョウ)
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