第3回ブリックス首脳会議が14日、海南島の三亜市で開催され、会議では参加国が多くの共通の認識に達しました。そして会議の後、5ヶ国の指導者は共同記者会見を行ないました。
中国の胡錦涛国家主席は席上「国際的な交流と協力を強化し、世界ガバナンスを改革し、新興市場国と発展途上国の発言権と代表性を強めることは世界の恒久的な平和と共同の繁栄にプラスとなる」と述べました。
胡主席は、また「ブリックスはこれからも、世界経済の強くて、持続的でバランスのとれた成長を推進していく。国際的な経済、金融と発展の分野における対話と協力を強化することを決めた。今回会議で達した『三亜宣言』は各指導者間の共通の認識を反映するとともに、今後の協力についても計画した」と語りました。
ブラジルのルセフ大統領はその際「指導者たちは、ブリックス加盟国の協力はその他のいかなる国を対象としたものではなく、協力の目的は世界ガバナンスの改善に力を尽くしていくことだと見なしている。ブリックスはG20の枠組内で対話を行い、ブリックス加盟国の団結を通じて、先進国を含む世界の共同の繁栄をけん引していく」と述べました。
またロシアのメドベージェフ大統領、インドのシン首相、南アフリカのズマ大統領も記者会見で、国際的な金融システムの改革推進とこの面での協力を強調しました。(翻訳:玉華) 国際・交流へ
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