20人あまりで構成された中国香港ボランティアチームが4月中旬、放射能の脅威に直面しながらも、東日本地震で重度の被害を受けた宮城県石巻市に向かい、被災者に物資と心理ケアを提供することを決定しました。
このボランティアチームは、四川大地震や青海大地震においても被災者の心理ケアを請け負った香港・震災後心理ケア協会を通じて派遣されるもので、専門のカウンセラー、医療従事者、翻訳者、放射能検査を担当する現職の警備員などが含まれます。
香港・震災後心理ケア協会の杜永政幹事は、「ボランティアチームは臨時避難所に向かい、情緒が不安定となっているおよそ5000人の日本の被災者に情緒コントロール講座と不眠症の治療を提供する。また、この1ヶ月で収集した5000枚の日本語で書かれたグリーティング・カード及び5000羽の千羽鶴、またホッカイロ、水、インスタントラーメンなど2トンの物資を現地の被災者に送る」と語りました。
また、杜永政幹事は「協会は今後1年間で、20回の日本訪問を予定している。およそ2000名の日本大学生またはボランティアを震災後心理ケアに従事するカウンセラーとして育成することを目標にしている」と明らかにしました。(翻訳:ken チェック:中原) 特集:日本大地震へ 暮らし・経済へ
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