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東京武道館避難所から

2011-04-03 17:13:25     cri    























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 日本で発生した巨大地震、被災地の人々の現状について、こちら中国の人々も心配しています。被災地の皆さんに応援の声を届け、また、被災者の声を中国の人々に伝えようと、先日、日本語部の胡徳勝記者が日本へ渡りました。今日は、東京武道館避難所からの声をお届けします。

 東京都には、避難所が3箇所設けられています。ここ東京武道館には、112世帯から249人が避難しています。その殆どは福島県からの被災者です。支援物資は東京都が提供したものが殆どで、企業や近くの住民から寄付されたものも少なくありません。避難所の責任者は、「(避難所は)立ち上がりのときは、食事の提供とかも不充分でしたが、3月25日過ぎてから、弁当などの一日三食も出される。生活用品といえば、例えば、オムツを使用される方々もいらっしゃるので、乳児も住んでいらっしゃるので、オムツとか、支援物資として、地元の方々の提供をいただいて、自由に使っていただけるようになった」と述べました。

 武道館では、子どもたちはアニメを見たり、スタッフと遊んだり、また絵本を読んだりしていました。お年寄りは新聞を読みながらおしゃべりしている人もいれば、マッサージ治療を受けている人もいます。落ち着いた雰囲気の中で、人々は今後の生活の建て直しを考え始めています。

 福島県磐城市から避難してきた馬場彰さん一家3人は武道館で暮らしています。馬場さんの奥さんは、「前回は住まいを申し込んだが、落ちてしまった。でも、もう一回やってみる。住まいの次は学校じゃない。また一個一個進めていく。今は何も考えられない。とりあえず住まいで、それから学校である。頑張る」と話しました。

 同じく磐城市からの三浦良子は、「とりあえず、ぎりぎりまでこちらでお世話になって、あとは帰るしかないなぁって。私たちはまだいいですけど、娘はこれから子供を産むので、ちょっとそれが心配である」と話しました。 

 将来については、不安は多少あるものの、自信たっぷりの若者もいました。デザイナーを目指している志賀亮太は、「僕の仕事はファッションデザインで、今服を作って、華やかな仕事なんだが、やっぱり人に勇気とか希望とか与える職業だと思っている。僕は今回、3月の東京ファッションウィークがあって、それのデビューコレクションをやって、展示会をやる予定だったんだが、もちろん災害があって、そうゆう状況じゃなくなってしまって、中止になったんだが、展示会だけは、東京はどういう状況であれ、僕は福島県で作ってるものを、アピールして、復興に少しでも役立つ行動というか、それを自分の仕事を通して、やっていきたいなぁというふうに思っている。できる人はやっているが、思ってできない人も多いので、そういう人も一緒にできるように行動をとっていければ、いいなぁという風に思っている」といいました。 

 東京都は近く赤坂プリンセスホテルに避難所を新たに1箇所開設する予定です。東京武道館避難所からの声をお届けしました。

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