リビア政府は1日、停戦協議を行うという反政府派の提案に拒否の意を表し、反政府派の誠意には疑問を抱き「反政府派の要求は実現できない」と強調しました。
これに対して、リビア国民評議会のリーダーであるアブドル・ジャリル氏は、この日の国連事務総長リビア問題特使との会談の後、「反政府派は停戦に賛成するが、その条件は西部都市を包囲している政府軍が撤退することだ」と述べました。
リビア政府はこれを受けて「停戦というのは反政府派の企みの一つであり、政府側は国の平和実現のため一貫して交渉を行うことを主張しているが、政府軍が撤退することはない」と反駁しました。(馬ゲツ)
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