中国国家原子力事故応急調整委員会は26日、「黒竜江省東北部の大気からごく微量の人工放射性核種ヨード131を検出した」と発表しました。これに対し、専門家は「これらの放射性物質は中国の環境や市民の健康に影響はない」と述べました。
同委員会の専門家陳竹舟氏は、「現在観測されている放射性汚染物質が地元の人々に与える線量は自然界の放射線量の10万分の1より小さく、環境や人体に影響を及ぼすことはない」と述べました。
また、中国疾病抑制センターの蘇旭研究員は、「これら微量の放射性物質が人体に影響を与えることはない。家の中に退避したりマスクをしたりする必要はないし、ヨウ素錠剤を服用する必要もない」と語りました。
現在、関係部門は日本の放射性汚染物の拡散状況を注意深くモニタリングしており、その結果をすぐに発表するということです。(翻訳:玉華)
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