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 IAEA、「日本の原発事故の情勢は依然厳しい」

2011-03-24 13:17:56     cri    

 IAEA・国際原子力機関は23日、「福島第1原子力発電所の原子炉の復旧作業において、外部電源を復旧したなど、積極的な進展を遂げているが、現段階での状況は依然厳しい」と述べました。

 IAEAの天野之弥事務局長の特別補佐官を務めるグラハム・アンドリュー科学技術担当補佐官は23日に、「福島第1原子力発電所の1号機と3号機の圧力容器内の温度がやや高く、安心できない状態が続いている。2号機の温度は安定しているものの、専門家の手元にある関連データが十分でないため、炉心の損傷状態は依然不明である」と述べました。

 またアンドリュー補佐官は「最近の検査で、福島第1原子力発電所の沖合いの海水の放射線量も基準を超えていることが分かった。このため、日本政府は、沖合い30キロ範囲内に10キロ間隔で8つのモニタリングを設置して、海水や空気の観測を行っている。IAEAの専門家は検出結果を分析する作業にも参加する」としました。(朱丹陽) 特集:日本大地震へ

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