福島原発の事故により、放射性物質が漏洩したことを巡り、中国国務院が16日に開いた常務委員会会議で、放射性物質は大気や海水で十分に拡散・希釈されるため、中国国民の健康には影響を与えないと表明しました。
温家宝首相が主催したこの会議では、当面の主要任務として、「まず、中国の各核施設の安全を全面的に点検し、有効な措置をとり、核施設の絶対的な安全性を確保すること。次に、稼動している各施設の安全管理を強化することと、建設中の原発に対して全面的な審査を行い、安全基準に満たさない施設の建設を停止すること。更に、『核安全計画』の策定を急ぎ、その策定が完成するまでは、新規建設する核施設の審査を停止すること」と求めています。(万、小野)特集:日本大地震へ
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